講談に必要な「高座」。会場によっては平台が無い場合もありますので、これまでの会場での高座の作り方を説明します。下記の内容を参考にしていただいて、高座を準備してください。
劇場などの場合
劇場では平台で高座を作ります。舞台の幅と奥行きの割合から平台を2〜4枚使います。箱で高さを調節し、裏側に踏み台を設置します。 畳敷きを置いて頂ければ、高座まで足袋で行けますし、無ければ草履で行きます。
寺院などの場合
大道具で用意される平台が無いので、事務机などを利用して高座を作ります。 組み合わせ方を工夫すると、後ろにステップも出来上がります。 此の上を布で隠せば立派な高座になります。布と座布団と釈台は持参できます。
店内などの場合
大道具で用意される平台が無いので、テーブルなどを利用して高座を作ります。 組み合わせ方を工夫すると、後ろにステップも出来上がります。 此の上を布で隠せば立派な高座になります。布と座布団と釈台は持参できます。
体育館などの場合
写真のように、舞台前に事務机などで張り出した高座にすれば良いと思います。
高さは事務机の高さ(70cmくらい)に上がる為には着物なので3段くらいのステップが欲しいのです。写真のステップは持参できます。
マイクは感度の良いマイクがあれば、釈台の前に置いても大丈夫ですが、感度が悪いときはブームスタンドで口に近くなるようにします。